特徴: | 土壌・水・食品の放射能濃度測定向け 空間放射線量の高い地域でも、 現場での高速・高精度な測定が可能です。 従来の土壌・水・食品などの放射能濃度測定では、測定サンプルを検査機関へ提出し、検査結果を待つ必要がありました。検査結果が出るまでは通常数日を要します。そのため、除染作業や道路工事の現場、鮮度が要求される海産物の水揚げ港など、スピードが求められる多くの現場での作業の妨げとなっています。 一方、「フォトマル2000車載型」は、フォトマルセンサーを車両に搭載することで現場での測定を可能にします。従来の検査機関へのサンプル提出に伴う時間のロスを無くし、作業の大幅なスピードアップが実現します。 さらに、本製品は周囲の空間放射線の影響を大幅にカットする遮蔽体を採用しております。この遮蔽体は、(独)日本原子力研究開発機構の技術指導のもと社内開発されました。これにより、空間放射線量の高い地域でも、大量のサンプルの高速・高精度測定が可能です。例として、食品中に含まれる放射性Cs濃度は約1分間で判定できます(基準値100Bq/kg、空間放射線量約2.5μSv/h、2Lサンプルでの測定の場合)。 空間線量・測定時間ごとの検出限界(水2Lサンプルの場合) 検出限界とは、サンプルの放射能を検出できる最小値です。 検出限界が低いほど、よりわずかな汚染を見つけることができます。 ※検出限界は現場の状況、測定サンプル、測定エネルギー等により変動します。 |
備考欄: |
---|